• 本講演は無事終了しました。

    ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

     

    日程:2016年12月4日(日)
    時間:13:00~17:00(12:00 開場)
    会場:河北総合センター「ビッグバン」文化交流ホール
       宮城県石巻市成田小塚裏畑54番地 
       ※施設隣の河川敷に無料駐車場をご用意しております。
    内容:第1部:支倉常長の日仏航海 13:00~14:00
       第2部:はやぶさの宇宙航海 14:15~16:30 
     
    料金:入場無料

    主催:東北大学知の創出センター Supported by 東京エレクトロン
    共催:東北大学、石巻市、石巻市教育委員会、宮城県慶長使節船ミュージアム
    後援:JAXA、一般社団法人 日本航空宇宙学会

     

     

  • 講演プログラム

     

    第1部 支倉常長の日仏航海 13:00~14:00

     

    第2部 はやぶさの宇宙航海 14:15~16:30

     

    第1部では支倉常長がフランスにたどり着いたときの様子をご紹介します。

    第2部では小惑星探査機はやぶさの研究に携わった科学者たちが

    日仏宇宙協力と宇宙科学の最先端をわかりやすく解説します。

    <第1部 支倉常長の日仏航海 13 : 00 ~ 14: 00>

     

    13:00  亀山 紘(石巻市長) 挨拶

     

    13:05  濱田 直嗣

         「支倉常長とサントロペとの出会い:日仏交流関係の始まり」

     

    13:40  ジャン=ピエール・チュヴェリ(ビデオ出演)

         “Welcome from the city of Saint-Tropez” (サン・トロペ市からのごあいさつ)

     

    13:45  ローラン・パブリディ(ビデオ出演)

          “A brief history of the first encounter between Japan and France in Saint-Tropez”

         (サン・トロペで起こった、日本とフランスの初めての出会い)

     

    14:00 休憩

    <第2部 はやぶさの宇宙航海 14: 15 ~ 16: 30>

     

    14:15  川口 淳一郎

        「 世界で初めて小惑星に着陸した小惑星探査機はやぶさ」

     

    14:45  中村 智樹

        「はやぶさが持ち帰った砂からわかる小惑星の歴史」

     

    15:15  パトリック・ミッシェル

         “Links between Japan and a scientist from Saint-Tropez”

         ( あるサン・トロペ出身の科学者と日本のつながり)

     

    15:55  吉田 和哉

        「 ロボットによる月惑星探査」

     

    16:25  閉会挨拶

  • 講演者プロフィール

    濱田 直嗣  Naotsugu Hamada

    宮城県慶長使節船ミュージアム 館長

    1940年生まれ。東北大学大学院美学美術史科修士課程修了。66年から仙台市博物館に勤務、学芸室長、副館長、館長を歴任。2010年から宮城県慶長使節船ミュージアム館長を務める。主な著書に『伊達の文化誌』『政宗の夢、常長の現』など。1994年阿部次郎文化賞受賞。

    (ビデオ出演)

    ジャン=ピエール・チュヴェリ 

    Jean‐Pierre Tuveri

    サン・トロペ市長

    サン・トロペ(フランス)生まれ。サン・トロペ市長。2008年3月に初当選し、2014年3月に再選。パリ政治学院を卒業し、パリ大学で経済学の博士号を取得。元国際高等公務員、経済協力開発機構ディレクター。フランス海事省からブロンズ・メダル、また海難救助協会から勇気と貢献を讃えるシルバー・メダルを授与。

    (ビデオ出演)

    ローラン・パブリディ Dr. Laurent Pavlidis

    歴史家/海洋芸術科学アカデミー

    サン・トロペ(フランス)の歴史を専門とし、サン・トロペ市の文化官である。博士論文のテーマは19世紀のプロバンスにおける伝統的造船業。サン・トロペ海洋歴史博物館のキュレーターであり、サン・トロペ歴史遺産協会の副理事長。フランス海洋歴史協会、サン・トロペ・マスター・マリナーズ協会の科学議会会員。

    川口 淳一郎  Junichiro Kawaguchi

    JAXA宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系教授・シニアフェロー

    宇宙工学者、工学博士。1978年 京都大学工学部卒業後、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程を修了し、旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任、2000年に教授に就任。2007年4月から2011年9月まで、月惑星探査プログラムグループ プログラムディレクタ (JSPEC/JAXA)、1996年から2011年9月まで、「はやぶさ」プロジェクトマネージャを務める。現在、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(ISAS/JAXA) 宇宙飛翔工学研究系教授、2011年8月より、シニアフェローを務める。ハレー彗星探査機「さきがけ」、工学実験衛星「ひてん」、火星探査機「のぞみ」などのミッションに携わり、小惑星探査機「はやぶさ」では、プロジェクトマネージャを務めていた。

    中村 智樹  Tomoki Nakamura

    東北大学大学院 理学研究科地学専攻 教授

    1966年生まれ。福岡県出身。東京大学大学院修了。博士(理学)。中学、高校では、野球やボクシングをする傍ら、夜は海岸で天体観測を行う。東京大理学部で地球外物質研究室に進学し、太陽系始原物質の研究を始める。米航空宇宙局などに留学、2001年より九州大助教授、2012年から東北大教授。
    小惑星探査機「はやぶさ」が回収したイトカワの微粒子の回収、初期分析を主導し、イトカワの形成史を解明し、太陽系の初期進化に関する研究を大きく前進させた。

    パトリック・ミッシェル

    Dr. Patrick Michel

    天文学者/コートダジュール天文台

    サン・トロペ(フランス)生まれ。宇宙物理学者であり、太陽系とその惑星の起源についての手がかりとなる、太陽系小天体の専門家。小惑星同士の衝突プロセスや、表面挙動について数多くのシミュレーションを行っている。ESAとNASAの共同プロジェクトAIDAの主任科学者であり、OSIRIS-Rex (NASA)とHayabusa 2という2つの小惑星サンプル回収ミッションのサイエンス・チームメンバーである。

    吉田 和哉  Kazuya Yoshida

    東北大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    1960年生まれ。東京都出身。東京工業大学大学院修了。工学博士。小学生の頃から星や宇宙に興味を持つものの、大学では工学部でロボット工学の道に進む。大学院にて研究を進める過程で「宇宙ロボット」をメインテーマに定める。東京工業大学助手、マサチューセッツ工科大学客員研究員、東北大学助教授を経て、2003年より東北大学教授。

    ロボット技術試験衛星「おりひめ・ひこぼし」、小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」、東北大学衛星「雷神」「雷神2」「DIWATA-1」、原発対応ロボット「Quince」等の開発に携わり、現在、民間月面探査レースGoogle Lunar XPRIZEの日本参加チーム「HAKUTO」の技術責任者をつとめている。国際宇宙大学の講師として海外での教育経験も多い。

  • 石巻とサン・トロペのつながり

    支倉常長のサン・トロペ訪問

    石巻を出発し、スペイン滞在後にローマへ出発したものの、途中で慶長遣欧使節が乗船したフリーゲート船は悪天候のために南フランスのサン・トロペに非難すべく寄港して2〜3日滞在することとなった。このことにより、今日では支倉常長一行こそが、初めてフランスの地を訪れた日本人であったこととなっている。

    サン・トロペ領主夫妻が、これらの細かな様子を手記として記録していた。この手記が家臣の書簡とともに、パリの国民図書館で発見され、その手記の概要がフランス雑誌に1940年に発表されて分かった。

     

    フランス人が衝撃を受けて、手記に残していた記録

     

    ・ 食事の際、ナイフやフォークを使わずに箸を使っていたこと ・懐紙で鼻をかみ一度使ったものを二度と使わないこと

    ・文字を上から下に縦に書くこと

  • 「教えて!川口先生」

    角田宇宙センターのオリジナルキャラクター、ロケットくんが

    今回の講演会について川口先生に詳しく聞いてみました!

    ロケットくん

    ロケットくん:「先生、はじめまして。今度石巻においでになるとお聞きしましたが?」

    川口先生:「ええ、今回 ”支倉常長の日仏航海とはやぶさ” っていう講演会があるんです。今度の日曜日です。」

    ロケットくん:「支倉常長? フランス?これとはやぶさがつながるんですか?」

    川口先生:「遠い遠いヨーロッパやフランスへ向かった常長と"イトカワ" にむかったはやぶさは、未知に向かって遠くを旅したところはまったく同じですからね、時代は違うけど。」


     

    ロケットくん:「ヨーロッパの人にしてみれば日本だって、未知なるものですもんね。」


     

    川口先生:「そうです。だから今回は未知と未知が遭遇した400年前を忍んで、フランスから天文学者と歴史家、日本からは私のほか東北大の宇宙を研究する先生方がお話しすることにしたんです。それも常長が出港した港の近くで。」


     

    ロケットくん:「もしかしてはやぶさ2のお話しなんかもあるんですか?」


     

    川口先生:「フランスから来て下さるミッシェル先生は、アメリカが打ち上げた小惑星探査機とはやぶさ2のサンプル回収を、両方手がけてらっしゃるんですよ。こんな機会めったにないです。はやぶさのサンプルを調べた結果なんかのお話もあります。」


     

    ロケットくん:「ぼくは宇宙には行けるけど地球近くだけで、はやぶさほど遠くには行けないのが残念だな。」


     

    川口先生:「遠くにも近くにも未知なるものはいっぱいですよ。ぜひ講演に来て、未知なるものを探すことの楽しさを感じてください。」


     

    ロケットくん:「先生、ありがとうございます~(泣) 。ということで4日の日曜日午後、河北総合センター ビッグバンホールにお越しください。こんな機会、仙台だってめったにないです!」


     

  • 会場アクセス

    河北総合センター「ビッグバン」文化交流ホール
       宮城県石巻市成田小塚裏畑54番地

    (施設隣の河川敷に無料駐車場をご用意しております。)